ハンドドリップの行方

中細挽きにした珈琲処豆屋の珈琲豆が
90度以上のお湯と3分間接している状態
作ってやれば誰でも簡単に美味しい珈琲が淹れられます。
が!しかし……
言葉にすればとても簡単で誰にでも出来ることなのですが…
(4人分以上淹れる場合は多分簡単でしょう!?)
ハンドドリップで1杯分の珈琲を入れる場合
日本で普通に売られているペーパードリップ用の珈琲器具の
ほとんどがお湯と3分間接している状態を
作るのが難しい物ばかりなのです。

ハンドドリップで1杯分の
美味しい珈琲を簡単に淹れる
この難問に珈琲処豆屋はチャレンジしてみました。
相変わらず前置きが長いなぁ〜


抽出の改良の末珈琲処豆屋では
1杯取りはメリタの1×1のドリッパー
で珈琲豆12gを使い30〜40秒の
蒸らしをして200ccの珈琲液を
砂時計とにらめっこしながら
3分かけて抽出しています。
この淹れ方はとてもしんどいので
もっと簡単に1杯取りができる器具は無いのか?
ハンドドリップなんて止めてしまおうか??
全品ゴールドフィルターかエスプレッソにしようか
と日々悩んでいます。
メリタ1×1






メリタの営業マンは「1×1のドリッパーは
30秒の蒸らしのあと1番上?までお湯を注げば
トータル3分で125ccの珈琲液が出来上がる」
と言い張ります。
実際に実演して「2分が限度でしょ!!」というと
ドイツではもっと細かく挽いてます」との返事
ナイスカットミルの2.5番はコーヒーメーカーで
粉が飛び散らない細かさだから
ハンドドリップの場合もっと細かくてもいいのか…
といちおナットクしたのですが……
その後ナイスカットミルの1番と
スーパージョリーの34番で試してみる…
「2分30秒……過少抽出!!」

「ドイツではどんなドリッパーを
使ってるんだぁ〜?」

メリタロゴ
珈琲処豆屋では
ペーパードリップ用品
コーヒーメーカーは
メリタの製品を
お勧めしています!!






メリタのコーヒーメーカーでヨーロッパ仕様の
102というペーパーを使う「リニアウニカ」という
機種があるそうだ…
「ヨーロッパ仕様102のペーパー」
ペーパーがあるならヨーロッパ仕様の
ドリッパーもあるだろうし、102があるなら
101もあるだろう??
大きく膨らむ期待!!
ドイツに語学留学に行くA君に
「ヨーロッパ仕様のドリッパーを買ってきて」
とお願いする。
リニアウニカ

土産

貴重

A君に買ってきてもらったドイツで売っている
ドリッパー(ほとんど売ってないそうです…)
「アロマフィルター102」6人〜8人用!!!

この鋭角的な角度なら粉の層に厚みが出来て
味をしっかり出すだろう!
穴が大きいのが気になるが……
102のペーパーがないなぁ
1×2のペーパーだとピッタリフィットしない…
102が6〜8人用なら101でも4人用かなぁ??
一抹の不安……
メリタ102
日本
仕様
との
比較
角度が違う こんなに違う
擦り切れ1杯5g
ちなみに付属の計量スプンは
擦り切れ1杯5gでした!!
メリタ
ジャ
パン

都合
メリタさんに「ヨーロッパ仕様のドリッパーは扱わないのか?」と
問い合わせたところ
「日本仕様のドリッパーは全品、日本国内で生産していて
コーヒーメーカー等の機械類は中国で生産
ペーパーのみをドイツ本国から輸入しているので
単価の低いヨーロッパ仕様のドリッパーをドイツから輸入すると空気を運ぶのに
運賃を払っているようなもので無理な話、日本の生産ラインにヨーロッパ仕様を
新たに作るのはよっぽど大きな需要が見込めなければ当然無理」との答え
(すでに欧米ではドリッパーなるものは消滅しているのだから無理もないか)
ドイツの骨董品屋で探すしか手は無いのか!!!!





ドイツのメリタのホームページで探してみたが
やはりドリッパーなるものは無かった…
ちなみにペーパーは1×2シリーズも
102シリーズもあり、さらにマイルドとか
ストロングなどと言うペーパーもありました。

そしてアメリカのメリタのホームページには
アメリカ仕様のbQbSというペーパーが
ありましたが、
やはりドリッパーなるものはありませんでした。
「珈琲先進国はみんな機械抽出が常識で
ハンドドリップなるものは絶滅したんだなぁ」
と改めて実感しました。
A君によると「ドリッパーに対応するドイツ語が
ない」らしい……
マイルドペーパー
アメリカ仕様






ありました!!
珈琲消費国としては未発達ですが
珈琲生産国としては世界1位のブラジルに!!
それも102より小さい100というサイズまで!!
Porta-Filtros (ポルタフィルター)という名称
そういえば、エスプレッソのホルダーも
ポルタフィルターという名称だったような……
2人用のドリッパーのようですが
あの角度ならもっと楽に1杯分ができそう!!
ん!!6杯用???
カフェジーニョ 6杯用とある
カフェジーニョって1杯何ccだったかな〜?
30〜40ccくらいかなぁ?かける6で
180cc〜240cc……何とか使えそう!!
これを手に入れよう!!
ブラジルなら何とかなるかも???!!
ポルタフィルター
100シリーズ
まだ
まだ
つづく
……というわけで
このページはまだまだ続きます。
珈琲処豆屋ではメリタ100
ポルタフィルターの情報を
募集しています。
目撃情報・持っている・
近々ブラジルに行くという方
珈琲処豆屋までご一報願います。


ゴールドピタリ スイスエルフォ社の
ゴールドフィルター
KF2はメリタの
「アロマフィルター102」
にピッタリフィット
します。
アロマボーイ ドイツメリタの
ホームページに
出ていた
100の
ペーパーを
使う2人用の
コーヒーメーカー
アロマボーイ
これも
欲しい!!
経過
報告
2003年11月16日 お客様で婚約者がブラジル人と言う方がいて
その御家族はブラジル在住とのこと
ポルタフィルター100とペーパー100を
日本まで送ってもらえるかどうか確認中!!
経過
報告
2003年11月16日 お客様の友人がドイツに長期出張中で
この方にもポルタフィルターを依頼する。
残念ながらドイツではポルタフィルターは見つけられなかったようです。
かわりに102のペーパーフィルターをいただきました。
(このペーパーは日本でも売っています…)
102
メリタ アロマジックフィルター102
「CLASSIC」 無漂白
イタリアンデザインのコーヒーメーカー
「リニアウニカ」専用ペーパーとして
メリタジャパンでも取り扱っています。
(40枚入り定価200円)
《珈琲処豆屋では扱っていません》
紙比べ
紙比べ2
ドリッパーの違いと同様に
底辺・幅が短く高さが少し長い
アロマホールの並びは同じ

箱とセット
粉を入れた
付属の計量スプンが5gなので
6杯分30gの豆を中細挽きにして
750ccの珈琲液を抽出しました。
30秒の蒸らしのあと
ジャバジャバとお湯を
注いでみました!!
ちょっと早い楽は楽かなぁ
6〜8人用なので
穴も大きく
滴下速度もかなり
早かったのですが
丁度3分で750ccの
抽出液になりました。
3分経った淹れた後
個人的にはもう少し濃いほうが
好きなのですが、しっかりと
味も出ていて美味しく飲めました。

100のドリッパーを
早く試してみたい!!
アロマボーイ
なんと!!
10年前まで、メリタジャパンでも2人用コーヒーメーカー
「アロマボーイ」を販売していたそうです…。
《珈琲後進国―日本と珈琲先進国―ドイツでは
10年以上の開きがあるんだなぁ〜》

お持ちの方珈琲処豆屋までご一報ください!!

ハンドドリップのほうはまだまだ時間が掛かりそうなので…

コーヒーメーカーで1杯分の
美味しい珈琲を簡単に淹れる方法

用意するもの 珈琲処豆屋の珈琲豆
コーヒーメーカー
(ストッパーの付いているもの)
タイマー又は砂時計
JCM512
豆を挽く マグカップ1杯分(180cc前後)
12gの豆を中細挽きにする

16gで300ccの抽出量なら
ほとんど完璧な適正抽出になります。
粉をセット
水を入れる コーヒーメーカーに200〜230ccの
お水を入れる
杯数目盛りの2以下の量。

杯数目盛りの2以上の水を入れると
ドリッパーから溢れますので
ご注意下さい!!
ポットをセットせずに
粉をセットして
スイッチオン
ポットをセットしていない
状態で電源を入れる。

ストッパーがあるので
コーヒー液は落ちてこない。
3分漬けとこう
蒸らし
時間を
とる
お湯がドリッパーに
落ち始めたらタイマーを
スタートさせ30秒経過したら
1度スイッチをオフにする。
40秒〜60秒後再びスイッチオン
サーバーを
セットする
タイマーが2分30秒を越えた頃
サーバーを入れる
珈琲液が落ちだす。
美味しく出来た
抽出完了 珈琲液が落ちきったら抽出完了
(高品質の珈琲であれば珈琲液を
落とし切ってもさほど味に影響しない)
味はどうだ?? 若干、抽出不足ぎみではあるが
充分美味しく飲める水準!!
まとめ?? 珈琲豆が高品質で焙煎が適正であれば
コーヒーメーカーという道具でも
使い方次第で1人前のコーヒーを
誰もが簡単に美味しく淹れられる!!
やはり、ハンドドリップは欧米のように
絶滅する運命なのか……??
最近、流行の??
フレンチプレスでも
3分経過後に
ペーパーで濾してやれば
簡単に美味しくできます。
後片付けが大変ですが…

何故?? 3分なのか???
珈琲処豆屋の珈琲豆はすべてスペシャルティコーヒーだからです!
ファーストドリップと呼ばれる「コーヒーならどれでも
持っている味」は最初に出ますが、
スペシャルティ(特別な美味しさ)は最後の方に出ます。
この為、スペシャルティコーヒーの抽出には
3分以上の時間をかける必要があります!

ついにやってきました!!
ポルタフィルター100
遂に!!
やって
来ました
ポルタ
フィルター
100
100セット 底が変
はたして
これで
1杯抽出が
簡単に
できるのか
????
メリタジャパンのアロマフィルター1×1と
同じで穴が少し上に付いている。
形もほとんど同じで高さが1cmほど
高い。その分、底が狭い
(102ほど鋭角ではない。)
横に穴
ペーパーは
少し
大きい
程度

皺かな?
と思ったら
メリタの
ロゴが
押し印され
ていました
100の紙 箱比べ
12gの
粉で
蒸らし
30秒
のあと
ジャバ
ジャバと
お湯を
注いで
みました…
早いぞー 結構、穴が大きい
(メリタジャパンの
アロマフィルター1×1と
同じくらい)
ので滴下速度も早い!!
1分40秒ほどで200ccの
線を越えてしまいました……
珈琲処豆屋

結論
100ポルタフィルターのほうがほんの少しだけ味がたくさん出ましたが
102と1×2で比べた時ほどの差はありませんでした。
というわけで…
メリタジャパンのアロマフィルター1×1とブラジルメリタの100
ポルタフィルターではほとんど変わらないという結論に達しました。
ハンド
ドリップ
以外なら
いろいろ
あるけど…
1杯分の珈琲を簡単に美味しく作る方法
1)ゴールドフィルターKF300を使う
2)コーヒーメーカーで淹れる
3)エスプレッソマシーンでお湯割り
4)サイフォンを使う
5)フレンチプレスで淹れたものを
  紙かネルで漉す
どうしてもハンドドリップで!!
という方は1×1のドリッパーで
16gで300cc淹れて
ビアマグで飲んでください!!
追記
スーパージョリーの34番で
10g200cc蒸らし40秒
のあとジャバジャバ注いで
美味しく出来るときもある。

ハンドドリップで1杯分の
美味しい珈琲を簡単に淹れる
この難問には答えを見つけられませんでした。
この日本も欧米のようにハンドドリップが絶滅してしまうのか?
「ハンドドリップで珈琲の上澄みを飲む」という従来の淹れ方から
「ハンドドリップでしっかり味を出して珈琲の真髄を味わう」という
淹れ方に発展していけば、まだまだ生き残るでしょう!!……たぶん???
(後片付け等の簡便さや器具の価格等でダントツに使いやすい抽出方法だから)

遂に!!見つけました!!
「1杯分の珈琲を美味しく簡単に淹れる方法を…」
淹れ方へ