珈琲処豆屋の店主は
「喫茶店経営」という本で
焙煎とハンドピックを
同時に知りました。
つまり、「ハンドピックと
いう作業は焙煎する
ということに
含まれている」
と思っていました。
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西大寺の
老舗自家焙煎店
「クロコ」のマスター
が使っていた
物を真似て作った
ピック板
左右の箱に
欠点豆を入れる
(ふたつきの弁当箱の
底をくり貫いて板に
貼り付けただけ)
材料費500円ほど
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《手焼き時代の記憶》
500gの豆を焼く為に
ハンドピックに2時間
ぐらいかかっていました。 |
《スタンダードコーヒー生豆の記録》
平成5年の記録〜
ハンドピックで捨てていた豆の割合
コロンビアスプレモ 30%
ブラジルサントスbQ 30%
タンザニア AA 30%
モカマタリ bX 60%
マンデリン G1 50%
クリスタルMt(実はTL)50%
樽入りクリスタルMt 20%
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《創業時の記憶》
2000gの豆を焼く為に
ハンドピックが
コロンビアで2時間
モカなどは4時間
近くかかっていました。
モカ・マンデリンは
ハンドピックの
大変さから扱いを
止めました!! |
《初めてのプレミアム》
初めて出会った
「ブラジル トルマリン」
という
プレミアムコーヒー生豆は
欠点豆7%という
当時としては驚くべき
数字を残しています。 |
《プレミアムコーヒー生豆の記録》
平成10〜13年の記録〜
ハンドピックで捨てていた豆の割合
コロンビア サンアグスチン 20%
ブラジル サンマリノ 20%
タンザニア アデラ 15%
モカ アールマッカ 20%
ガヨマウンテン 20%
クリスタルMt 15%
Pニューギニア シグリ 10%
ブルンディ ンゴマ 5%
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このころの珈琲処豆屋の
ハンドピックはとにかく
捨てる!
「疑わしきは罰す」という
のりでどんどんピック
しまくっていました
そのおかげで
ハンドピックのスピードは
上がり
2500gの豆を焼く為の
ハンドピックの時間は
1時間チョいで済むように
なりました。 |
《初めての
スペシャルティ》
初めて出会った
スペシャルティコーヒー
「ケニア 二エリ地区
ルエラ農園 航空便」は
欠点豆混入率5%という
驚愕の数字でした!!
こんな豆ばっかりなら
ハンドピックは要らない!
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《スペシャルティコーヒー生豆の
記録》
平成16年6月現在の記録―
ボリビア ラパス コラカ農協 3%
ブラジル アプカラーナ農園 2%
ケニア ンデミィ農園 2%
ケニア ムシャガラ農園D 4%
ケニア ムシャガラ農園S 2%
ケニア キアングンドゥ農園 10%
エチオピア イルガチェフ 6%
グアテマラ Pヴェルデ農園 14% |
最近の珈琲処豆屋の
ハンドピックは
スピードと精度をさらに
上げ味に影響する
欠点豆のみを除去
しています。
3500gの豆を焼く為の
ハンドピックの時間は
1時間チョいで済むように
なりました。
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このように珈琲処豆屋の店主にかかるハンドピックの労力は
「スタンダードコーヒー生豆」「プレミアムコーヒー生豆」「スペシャルティコーヒー生豆」と
ステップアップしていく度に軽減されていきました。
そして、「スペシャルティコーヒー生豆」との出会いに因って従来の「味を出さない焙煎」から
「味を出す焙煎」に変わった時、珈琲処豆屋の原料生豆の選び方も従来の
「欠点豆の混入度の低い珈琲生豆」から「美味しさだけを持つ珈琲生豆」に変わりました。
【欠点豆の混入度が低くても美味しさを持っていない珈琲生豆や
不味さ(好くない味)を持っている珈琲生豆もあるという事実を体験したから】
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《ハンドピック不可能豆ぺリクラード》
2003年に入荷したシャパドンにぺリクラードと呼ばれている未完熟豆が多々
混入していました。生豆の外見上の違いから分かる未熟豆や未成熟豆とは違い
高性能収穫機やラバドール・デスポルパドールの選別機能にも
ひっかからない‐ほとんど完熟豆と外見上大差のない豆なのですが……
れっきとした欠点豆で未成熟豆同様「嫌な酸味」を持っているのです。
珈琲処豆屋ではぺリクラードの現物サンプルを貰いそれをみながら
ハンドピックをしてみたのですが、判別は不可能でした。 |
《とてもきれいなのに汚れのある豆》
2003年に使用していた「エルサルバドル モンテシオン」という
(レインフォレストアライアンス認証農園のブルボン種100%)
珈琲生豆は欠点豆混入率4%前後でとてもきれいな豆面
でしたが、汚れのある味(嫌な苦味)を持っていました。
(多分、精製上の不備でこういう味になってしまったのであろう?)
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《低級アラビカ種》
「バリエダコロンビア」や
「カチモール」といった
ロブスタ種との勾配種は
どんなにハンドピックしても
品種上の味の特性から
「嫌な苦味」はとれません。 |