樫舎
「やんごとなき方々が喰らう本物の和菓子」
〜本物を使いこなす菓子職人
餡子は粒餡より漉し餡が好き!『御座候』なら白餡を選び、老舗の上生菓子(ねりきり)より
六方焼きや酒蒸し饅頭を好む。そして店主の中で饅頭の1番は岡山銘菓『大手饅頭』で
帰省の際は必ず買って帰っています!!
大手饅頭と珈琲処豆屋の珈琲は抜群の相性です!!?
又、昔出場したバリスタチャンピオンシップの予選で作った
『白漉し餡入りエスプレッソの葛湯割』は
かなり完成度の高い逸品でした……??
こんな珈琲処豆屋の店主の和菓子観を大きく変えた人物が
樫舎の主人『喜多誠一郎』氏です。
彼との出会いは忘れもしない2005年の10月2日でした…
お客様に「凄い和菓子屋さんがいるから紹介してあげる」といわれ
待つこと1年余り…遂に念願の饅頭が!!!
| 2005年10月 初めての出会いは ちょっと ガッカリ?? でも! 大きな発見が!! |
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| 最初に食べたお菓子は粒餡の『くりきんとん』と漉し餡の『もみじ』でした! 第一印象は『甘い!』というか『甘味が主張している』という感じで 上白糖でも黒砂糖でもてんてきの糖でもない、なんかよくわからない甘さが口の中に残る よくある老舗の和菓子屋さんのお上品な上生菓子という印象でした…… 漉し餡好きの店主としてはちょっと期待外れでした…… でも! 粒餡は今まで食べたことがない味わいがあり、漉し餡より粒餡のほうが好きかも? という意外な印象を受けました。 届けてくださったのは奥様だったので詳しい話は出来ず 当店のコーヒーバッグを数個持って帰っていただきました。 (これが良かったみたい!!) |
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| それから 2ヶ月ほど 経ったある日 驚くべき きんとんが…… |
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| 〜それから2ヶ月ほど経ったある日 突然、白衣の職人風の方が来店し…… 『樫舎です、先日いただいた珈琲が美味しかったので珈琲豆を買いに来ました。これ、食べといてください。』と お菓子を持って来てくれたのです!! 持って来てくれたのは初めて食べたものと同じ『きんとん』………?? 全然違う!! 見た目は粒餡を栗そぼろで包んだ同じような饅頭… でも! 味わいは全然違う!前回のは甘さ(糖)が主張していたのですが 今回は小豆が主張している!!それだけではなく 栗そぼろが!粒餡が!小豆の皮まで口の中でとろけていく!! 『ふわとろの饅頭』 こんな饅頭初めて!! そして、この感動的な饅頭を食べ終えて気づいた事…… 小豆の皮に味わいがある!! 店主が粒餡を好まない理由は粒餡に入っている小豆の皮がスカスカのカスのようで 口当たりを悪くしたり、餡子の味わいを損なうのが嫌いだったのです。 でも、樫舎さんの粒餡は皮まで味わいがあるので餡子の味わいを殺さないばかりか 絶妙なアクセントとなり餡子のイヤ饅頭全体の味わいを深く広くしているようでした。 (後で聞いた話では高品質の大納言だから皮に味が滲み込むほど炊けるそうです。) 又 前回食べたきんとんと何が違うのか聞いたところ「栗も小豆もお砂糖も全部違う」とのことでした!! つまり、『お客様の好みに合わせて素材や配合を変えたオーダーメイドの 和菓子を最高の素材を使って作り、最高の状態で食べてもらう』というのが 『樫舎さんの萬御菓子』のようです! 凄すぎる!! |
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| 菊寿堂さんの 餡子も 凄かった!! 白小豆の 白餡?? |
和菓子の魅力に浸かりかけたとき お客様から 『ここのお菓子もうまいでぇ』と 大阪高麗橋にある菊寿堂さんの 餡子(粒餡・漉し餡)をいただきました。 こちらの粒餡も皮に味わいがある 美味しい粒餡でした。 『手のひらで少し暖めながら丸めて食べて』 と言われた漉し餡は アロマとフレーバーの心地よい余韻を 残しながら口の中でとろけていきました。 |
その菊寿堂さんのお菓子の中に 『白小豆の白餡』を使ったものが あるらしい…白小豆の白餡?? 普通の白餡は白インゲン豆(手亡豆) で作られているのですが、 極々一部の和菓子屋さんの白餡は 白小豆という小豆で作っているそうです。 そして、白小豆の最高級品 『備中白小豆』を使っているところは ほとんど無いそうです!! 『食べてみたい!!』 |
| グットタイミングで樫舎さんご来店!! 早速、白小豆のことを聞いて見ると 『うちの、白餡は全て備中白小豆!!』 とのこと 備中白小豆は豆の品質のバラツキが多く袋の上の方と 下の方では別物の豆のようなときもあるそうです。 (モカマタリのようなものか?) 繊細な風味が特徴なので風味を損なわないよう 仮炊きに使う水と本炊きに使う水は硬度が違うそうです。 早速、白餡(白小豆)のお菓子と『みよしの』という葛焼きをお願いする (この葛焼きというお菓子もかなり気になっていたのです!!) |
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| 備中白小豆の白餡 初体験!! ![]() |
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| なんじゃこりゃあああ!!! 『美味い』の度を超している!! 凄い繊細!!ほのか!!淡い!! 上手く言葉が見つかりませんが初めての味わい 凄く繊細な味わいで他の素材の個性があと少し強ければ、あと少し分量が多ければ 消え入りそうな淡くほのかな風味なんだけど、しっかりと 『私は白小豆!!』という主張がある これは想像を絶する美味しさでした!! |
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| そしてもう一つの珈琲処豆屋 一押しのお菓子 《みよしの》 『丹波大納言』と『吉野本葛』の 真剣勝負!! と言った感じで きんつばでもなく 羊羹や外郎でもない!! この味わい・この食感は 樫舎さんのみよしのにしかない 素晴らしいお菓子です。 |
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| こちらは白小豆を使った 春バージョンの 《みよしの》 無茶苦茶美味しいのですが… 白小豆の味わいが葛に 消されているようで ちょっと勿体無いかな? |
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2006年4月にお願いした 春らしい御菓子たち ![]() やっぱり樫舎さんの お菓子は凄い!! |
五月雨 透明感のあるおもちの中に雨粒に 見立てた白ゴマがちりばめられていて 中は白餡(もちろん備中白小豆) おもち(おもちと呼んでも良いのだろうか?) と白小豆餡と白ゴマという普通に考えると 淡白な素材?ですが この3つが絶妙なバランスでお互いを 活かしあっている凄い御菓子です。 |
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| 樫舎さんの和菓子は基本的に 賞味期限は当日のみです。 次の日には固くなります。 日持ちのする御菓子は 大丸武蔵種と小種という 煎餅があります。 近江のもち米だけで 焼いた煎餅に 和三盆糖[わさんぼんとう]の 蜜を塗っただけの シンプルな干菓子ですが… 「一口かじればさいご… なくなるまで 止められない!止まらない 美味しさです!!」 |
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和三盆糖のおひねり 臭いを吸着しやすいのか お香の香りがしていました。 ちなみに喜多さんのご実家は 和三盆糖の生産地徳島県の 代々続く老舗和菓子店です。 |
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| 備中白小豆・丹波大納言・吉野本葛・鹿児島本蕨等‥ 一般市販品とは一線を画す数々の本物素材。 一般市販の汎用素材しか知らない菓子職人ではけっしてその素材の持つ最高の味わいを引き出すことは できないでしょう!! 春夏秋冬―年に4回は食べたい御菓子です!! 2007.3.1 |
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| 樫舎さんの御菓子ギャラリー | |
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![]() 下萌え 2007年3月 |
![]() 若草色に染めた備中白小豆の白餡を ういろう生地で包んだ逸品 |
![]() 鶯餅 2007年3月 |
![]() 備中白小豆の白餡を近江米のお餅で包んだ逸品 とろけるきな粉が絶品!! |
![]() 蕨(わらび)餅 2007年8月 |
![]() 鹿児島産最高品質の蕨粉100% 正真正銘本物の蕨餅!! |
![]() 樫舎さんのきな粉は絶品!! |
![]() 遠目に見ると黒っぽく見えますが かなり透明感があります。 |